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CONTAX i4R, やっと触れましたが、イイ!
KYOCERA CONTAX i4R ブラック デジタルカメラ
KYOCERA CONTAX i4R ブラック デジタルカメラ

やっと時間が取れましたので、触ってきました。
予定では「買い」ます。

幸いと言うか不幸にもというか絶妙のタイミングで先日愛用のデジカメを地上30センチより落下させまして、悲しい結果となりました。これは神の思し召しか?! 問題はお金ですね、笑。

◇良い点
今までのデジカメと比べて質感は非常に良いです。三色のうち一番のお薦めはブラックです。ブラックはいわゆるピアノブラックで、かつ金属ブロックの削りだしのイメージです。「削りだし」は男子諸君には魔法の言葉ですので、これだけでクラクラしてしまいます。
ずしりとした重量感にエッジの立った(かなり重要)デザインににやりとしてしまいます。基本的に小さいものはずっしりと、大きいものは軽々と、というのがデザインの鉄則だと思うのですが、見事にうれしい重さです。iPod miniと同じ感覚ですね。
デザインモチーフが香水瓶とされていますが、それよりはずいぶんとハードな印象です。入れ物というよりは固まりです。

所有欲を掻き立てます。ライカまではいきませんが、PSPには届くと思います。いつも一緒にいたいと思えます。これはケータイに付いたカメラでは味わえません。

◇悪い点
デザイン上の一番の特徴である電源スイッチ兼レンズカバーがぐらつきます。安心感を失うだけでなく質感に置いても非常なマイナスです。せっかくの削り出しがこれでパアです。ここが「カチリ」というイメージで収まれば質実剛健を主とするCONTAXのカメラブランドイメージにがっちりとはまれたものを、ムザムザと台無しにしています。「おもちゃ」の印象の強いデジカメを「機械」に変えるチャンスだったのに大変惜しいです。

シャッターボタンが押下感のないタイプです。半押しは割としっかり判りますが、押し込みが不安定な感じです。長方形のシーソースイッチのようになっていて両端でシャッターが切れます。最初はどれがシャッターボタンかも判りませんでした。もしかして本当はズームボタンとして設計してあったものを、途中で設計変更してシャッターにしたのではなかろうかと思わせる作りです。

小さい故に電池の持ちは悪いようです。まだ買ってませんので実測していませんが100枚程度がリミットとの公式見解です。

◇良くも悪くも取れる点
ブラックは特にですが、表面がつやつやです。PSPと同じです。きれいで、質感がある代わりに油が付きやすく汚れやすいです。いつも磨いている必要があります。でもきっと磨いているのは楽しいです。シルバーはブラックほどではないが指紋はつきます。シルバーはレンズ周辺に赤が配色されていますが、これがもう少し強い赤ならば、もっとカメラっぽくなったと思います。レッドはアルミ染色の赤のイメージです。もし艶ありのフェラーリレッドだったら赤にしたと思います。

◇写り
写りは賛否両論あると思います。400万画素とはいえCCDが小さくレンズも小さいためノイズは多い印象です。シャープさにも欠けます。ズームなしの単焦点レンズは癖が出にくいので大変自然な写りになりますが、それゆえFujiやCanonに比べると鮮度がおちる印象になると思います。それゆえ購入者のレビューではIXYなどと比較して画質面で厳しい評価が付けられています。
暗い所には思ったより強いです。ノーフラッシュを多用しますのでこれはうれしいです。接写も結構きれいで、この場合は現実感のある写真になります。
引きよりは寄りに強いカメラだと思います。
総合的にはコダックのフィルムを海外で現像プリントしたイメージです。派手ではないが素直で誇張されない感じです。

◇総合
カメラの質感を出せるチャンスをつぶしてデジカメの域にとどまってしまった。
機械接点ではなく電気接点のイメージ。
しかし、現在入手できるデジカメの中では一番「機械」に近い。
今すぐにではないが、買うと思います。

◇ひとこと
機械としての期待が大きかっただけにレンズカバー部のゆるさには少なからずショックでした。評価としては厳しくなってしまいましたが、エントリーとして取り上げているだけで自分の中の条件はクリアされています。ですから期待が大き過ぎたという事でしょう。少なくとも他と比較して非常に良い部分を持つデジカメだと思います。

最近AmazonでバーゲンをしているというだけでサイドのPick Up部分にいくつかデジカメを載せてしまい後悔しました。自分の目にとまったものを紹介する、この基準を明確にしようと思います。
19:52 | Digital Camera | comments(3) | trackbacks(0)
なんとかXがはやってるようです, Optio X(追記有)
PENTAX Optio X デジタルカメラ
PENTAX Optio X デジタルカメラ

X ばやりの昨今、Optio Xの登場です。

先日Macにあうってばよ、とCAMEDIA μ-mini DIGITALを取り上げたばかりで恐縮ですが、PENTAXから変なデジカメが出たので書かずにはいられないかなと。

まだ現物を触っていないので詳しいことは書けないのですが、おなじみのITmediaのインプレッションを読む分には、非常におもしろい「おもちゃ」であるなあという印象です。

PENTAXのOptioシリーズはその大きさとデザインで非常に所有欲を刺激するものが多いのですが、いかんせん使い勝手が非常に非常に非常に悪いです。悪しきデザイン優先でインターフェイスは最悪、F2.6のくせに暗いところはまったくだめ、ピントは遅く、AIは賢くない。実は昔、デザインに負けてOptioSを一つ買ったのですが、ほとんど使われる事なく鞄の中に緊急用に入ったままです。(最近の小型のデジカメはおおむねそういった傾向がありますからOptioだけが駄目という訳ではないですけどね)

ITメディアとメーカーサイトの説明を読む限り、インターフェイスと操作性の悪さはまったく変わっていないようです。なのになんで紹介してるかと言うと、「大人の男のおもちゃ」としてとても面白そうだからです。これはおそらく1988年に2万台限定で発売されたOプロダクトのような存在を狙っているのではないかと思うのですが、AppleっぽくもありSONYっぽくもあり、どちらかと言えばPENTAXのラインからは少しはずれた感じの興味深いおもちゃに仕上がっていると思います。

でも1/2.5型の有効画素数500万画素っていうのはほんとのところどうなんでしょうか。

以前320万画素CCDが出たとき(OptioSにもつかわれています)にそのあまりのノイズの多さと名ばかりの解像度に落胆したものです。正直なところ昔のCCDサイズの大きな150万画素のほうがよほどきれいな写真が撮れました。今のデジカメの進んでいる方向はカタログスペックを上げる事ばかりで、いい写真を撮る道具としてのカメラからは離れていってる気がします。デジカメの手ぶれ防止機能がもてはやされていますが、何で手ぶれ防止機能を付けなくてはいけないほど手ぶれする設計になってしまったのかを考えて、そちらを改善するのが筋ではないかと思うのです。

Optio Xへの希望はコントロール部を全てタッチパネルにしていっさいのスイッチをつけないこと。このくらいの潔いデザインだと操作性を別にして語る事ができると思うのです。がんばってデザインしても、詰めの部分でこういうごちゃごちゃした日本の家電的なデザイン処理になってしまうのは今のインハウスデザイナーの(きっと統括しているその上司の)限界なんですかね。

シンプルな多機能はほんとに難しいと思います。無印とかMUTECHでもまだまだ要素が多すぎると思います。+-0がややいいかんじでしょうか。あんな感じで日本のデザインがいい方向に動いてくれればいいですね。でも+-0は価格が高すぎです。柳宗理をお手本に(笑)。

とにかく、現物を触ったらまた追記します。

<-- 追記 -->
早速触ってきました。
結論としてはOptioSの時に不快だった点は全てそのままでした。
直感的ではないインターフェイスと扱いにくいスイッチ類。
全てがひとテンポ遅れる印象の動作感覚。
量販店の店頭はかなり明るいのでわかりにくいのですが、少し暗いとピントが合いません。
ノーフラッシュ撮影を主とする自分には不向きなカメラでした。

直感的でない、感覚で扱えない感じです。

良くなってた点は実際にとれた画像がOptioSと比べると細かい事。
まあ、解像度が上がっているので当たり前と言えば当たり前です。

デザインがすごく楽しくてほしいと思わせるだけに、すごくもったいないと思います。

デジカメはカメラ系の会社とパソコン系の会社で得意分野が違います。それは重々承知の上であえて言わせてもらうと、PENTAXはもう少しインターフェイスの勉強をしたほうが良いと思います。

Optioシリーズは非常に所有欲をくすぐるデザインですが、それは操作感の不足を補えるほどではないかな、と思います。

他のデジタルカメラメーカーのようなジャパニーズデザインとは一歩はなれた良いものをだしてくれるだけに、残念でなりません。

フォローしておきますが、他のデジカメと比較して特別に駄目な訳ではありません。
苦言は期待です。
<-- ここまで追記 -->
続きを読む >>
00:52 | Digital Camera | comments(0) | trackbacks(1)
こいつMacにあうってばよ, CAMEDIA μ-mini DIGITAL(追記有、超お薦め!)
CAMEDIA μ-mini DIGITAL ジュエリーシルバー
CAMEDIA μ-mini DIGITAL ジュエリーシルバー

久しぶりにMacにあわせて持ちたいデジカメが発表されました。

オリンパスの CAMEDIA μ-mini DIGITALです。

特にピュアホワイトがイイ。

<-- 追記 -->
写真ではピュアホワイトがいいと思ったのでピュアホワイトがイイと書いたのですが、実物を見て考えが変わりました。
ジュエリーシルバーのほうが素材感があり、自分好みでした。
これで表面のOLYMPUSとかμ-mini DIGITAL 4.0とかのロゴが無いともっといいのですが(笑)
<-- ここまで追記 -->

デジカメとしては大画面液晶でもないし、超スリムでもないし、400万画素だし、ズームも2倍だし、他のメーカーの最新機種に比べると明らかに見劣りするスペックです。

でも、イイ!!!

欲しい。

iPodと同じで、きっとずっと触っていたくなる。

オリンパスの強みであるJIS保護等級4級相当の生活防水機能はもちろんついているので、雨の日でもそれほど心配せずに使用できる。2倍ズームは3倍ズームよりも広角側が広い(35mm相当、3倍ズームは37mm相当が多い)ので室内では楽だし、スーパーマクロだと8cmまで近寄れるから十分。フィッシュアイ効果というフィルターがあり、これを使うとTHE DOGみたいな鼻デカ写真が簡単につくれるのも楽しそう。

欠点は1/2.5型のため開放F値がF3.5〜F4.9と少し暗めな所。つまり、手ぶれの心配が増える。
また、オリンパスはxDピクチャーカードを使うためメディアの互換性が低い。

注意点は光学ファインダーが無い点と動画撮影が15fpsの点。

早く現物触りたいなあ。

<-- 追記 -->
現物触ってきました。

非常にレスポンスがよく、レンズカバーの自動開閉やモード切り替えなどのギミックにもしっかりとした動作感があります。シャッターボタンの半押しと押し込みの区別もわかりやすいし、フォーカスもこぎみよい速さです。

撮影モードの切り替えも直感的で、何も考えずにバンバン撮るのに非常に良いと思います。
決してハイスペックではないですがよく作り込まれていて完成度が高いです。

デザインは思ったより厚みがあり、どちらかと言えばずんぐりです。
しかし非常に持ちやすく、なにげに持ったときに指先に操作するべきものがちゃんと来るので意識せずに使えます。

小型デジカメは電子機器の印象が強いですが、これはコンパクトカメラと呼べる非常に良い出来だと思います。ここへ来て銀塩カメラのときのμシリーズの実績がものを言っていると思います。

カメラとしてのデジカメをお探しの方には非常におすすめできます。
安心感があります。
<-- ここまで追記 -->
続きを読む >>
09:26 | Digital Camera | comments(0) | trackbacks(0)